バイクの自賠責保険料っていくら?保険会社で違うの?
バイクや原付に加えて車に乗る方ならば必ず加入しなければいけない自賠責保険ですが、やっぱり気になるのは自賠責保険の費用、つまりは「自賠責保険の保険料」についてですが、ここではそんな自賠責保険の保険料に関して詳しく解説してみたいと思います。
もちろん、安くする方法はあるのか?や保険会社によって保険料が違うのか?に加えて、自賠責保険の節約方法があるか?と言う事柄についても詳しくご案内いたします。
自賠責保険の保険料はいくら?
まずは、「最新の自賠責保険の保険料(「最新の」と言うには訳があります。訳については後程ご案内致しますね。)」につきまして、一覧表を作ってみましたので以下を見て頂ければと思います。
車種/保険期間 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 | 48ヶ月 | 60ヶ月 |
---|---|---|---|---|---|
普通車 [自家用乗用車] |
15,520円 | 25,830円 | 35,950円 | - | - |
軽自動車 [検査対象車] |
15,130円 | 25,070円 | 34,820円 | - | - |
バイク・小型バイク以上 [250cc超] |
8,290円 | 11,520円 | 14,690円 | - | - |
バイク・軽二輪車 [125cc超~250cc以下] |
8,650円 | 12,220円 | 15,720円 | 19,140円 | 22,510円 |
原付・原動機付自転車 [125cc以下] |
7,500円 | 9,950円 | 12,340円 | 14,690円 | 16,990円 |
上記は、沖縄県と離島を除いた自賠責保険料の一覧表になりますが、実は、自賠責保険料は日本全国にて一律では無く、沖縄県・離島・それ以外の地域と3つの保険料が用意されています。
そこで、沖縄県や離島に住んでいらっしゃる方のために、別の自賠責保険料の一覧表を用意致しましたのでご覧ください。以下は沖縄県の中でも離島では無い地域の自賠責保険料となります。
車種/保険期間 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 | 48ヶ月 | 60ヶ月 |
---|---|---|---|---|---|
普通車 [自家用乗用車] |
8,810円 | 12,540円 | 16,210円 | - | - |
軽自動車 [検査対象車] |
8,810円 | 12,540円 | 16,210円 | - | - |
バイク・小型バイク以上 [250cc超] |
5,190円 | 5,360円 | 5,460円 | - | - |
バイク・軽二輪車 [125cc超~250cc以下] |
5,150円 | 5,310円 | 5,520円 | 5,680円 | 5,840円 |
原付・原動機付自転車 [125cc以下] |
5,150円 | 5,280円 | 5,410円 | 5,540円 | 5,660円 |
そして最後になりましたが、離島地域にお住いの方のための自賠責保険料の一覧になります。圧倒的に大多数となる沖縄県・離島地域以外にお住いの方の保険料と比較しますと、こちらも自賠責保険がかなり安く設定されていることが分かるかと思います。
車種/保険期間 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 | 48ヶ月 | 60ヶ月 |
---|---|---|---|---|---|
普通車 [自家用乗用車] |
6,890円 | 8,750円 | 10,580円 | - | - |
軽自動車 [検査対象車] |
6,480円 | 7,940円 | 9,370円 | - | - |
バイク・小型バイク以上 [250cc超] |
6,010円 | 7,000円 | 7,980円 | - | - |
バイク・軽二輪車 [125cc超~250cc以下] |
5,520円 | 6,020円 | 6,510円 | 6,990円 | 7,460円 |
原付・原動機付自転車 [125cc以下] |
5,150円 | 5,280円 | 5,410円 | 5,540円 | 5,660円 |
沖縄県・離島地域の自賠責保険料が安い理由は?
こうして上記の3つの地域による自賠責保険料を比較してみると、沖縄県や離島地域の保険料がかなり安く設定されていることが分かりますが、その理由として、やはり他の都道府県地域と比べて事故発生率や事故件数が少ないと言うことが大きな理由になります。
また、沖縄県や離島地域では事故が少ないことに加えて、その生活環境や文化的な側面から地域内での人と人との繋がりが非常に強く、事故が起こっても当事者間の示談で解決する場合が多く、保険料請求まで至らないことが多いと言うのが大きな要因と言われています。
地域の繋がりや結束が強いから・・と言うのは、本当に微笑ましく良いお話ですね。
しかし、残念ながらその一方で、バイクや自動車の自賠責保険のような強制保険では無く、任意で加入する任意の自動車保険の加入率は全国でも沖縄県が最下位となっており、万が一の死亡事故や後遺症が残る事故の発生時には自賠責保険でカバーできないため問題点として指摘されることもあります。
安い自賠責保険はあるの?自賠責保険は保険会社で違うの?
自賠責保険は、バイクや自動車などの車両を運転するならば必ず入らなくてはいけない保険ですので、当然、「安い自賠責保険はあるのか?」または「保険会社によって安く入れるの?」と言う疑問を持たれる方も多いはずです。
こちらは先に記した自賠責保険料の一覧表が作れるように、地域によって自賠責保険料は一定に定められており、何処の保険会社を通して加入しても保険料は一律となっております。
自賠責保険と言うのは、自賠法(自動車損害賠償保障法)と言う法律の規定により「自賠責保険では利益を出してはいけない」と言う規定が設けられているため、何処の会社で申し込んだとしても保険料は一律となっています。
毎年見直される自賠責保険の保険料!!
自賠責保険の保険料は一律なのですが、実は、自賠責保険料は毎年異なっており、毎年1月に自動車損害賠償責任保険審議会と言う組織により4月1日以降加入料金の検討・設定が行われています。
先に「最新の保険料」と言う風にご案内しておりましたのは、こうして毎年保険料の上下があるためだったんですね。
さて、それでは「最近の自賠責保険の傾向は?」と言いますと、2017年は何と9年ぶりの値下げが行われており、今後も値下げ傾向で推移するのでは?と言われています。
その最大の理由は、自賠責保険の保険料による収入が保証料による支出よりも大きく保険収支が黒字傾向であることもありますが、近年の自動車に導入されはじめている「衝突被害軽減・自動ブレーキ」によるものとも言われています。
どちらにせよ、自賠責保険は必ず入らなければいけない保険ですので、保険料が安くなっていくのは、ライダーやドライバーにとっては嬉しい限りですね。
自賠責保険の保険料についてのまとめ
こうして読んで頂きまして自賠責保険料について詳しく学んで頂けたかと思いますが、「自賠責保険料は地域によって違うが何処の会社で加入しても同じ」「自賠責保険料は毎年違うが全体的に値下げ傾向である」と言う重要な2点を抑えて頂けましたら幸いです。
また、自賠責保険には以下からでもオンライン・お電話にて加入することが可能ですので、自賠責保険未加入な方や保険変更をお考えの方はお気軽にご相談ください。